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ヤマアイ
春先に緑色の穂のように小花を咲かせています。水辺に多く群生していて、染色素材として古くから使われています。一般的な藍染めの材料となる植物はインジゴ(indigo)色素を持つ植物全般で、特にジーンズの染料となった印度藍が有名ですが、日本の藍染ではタデ科のタデアイ(蓼藍)が古くから用いられています。
毒草名
ヤマアイ(山藍)、山ゐ
学 名
Mercurialis leiocarpa SIEB.et ZUCC.
特 性
トウダイグサ科 ヤマアイ属、地下茎で繁殖する雌雄異株の多年草
花 期
4〜7月
仲 間
セイヨウヤマアイ(メルクリアリス)
毒部位
全草
成 分
サポニン(Saponin)
症 状
嘔吐、腹痛、麻痺、昏睡、血便、血尿
雌花
雄花
級照る 片足羽河の さ丹塗りの 大橋の上ゆ
紅の 赤裳すそ引き 山藍もち 摺れる衣服て ただ独り い渡らす児は
若草の 夫か有るらむ 橿の実の 独りか寝らむ
問はまくの 欲しき吾妹が 家の知らなく
(万葉集 9-1742)
≪MEMO≫
・タデ科のアイのもつ藍の色素(
■■■■■■■■
)は含まれていない。
・山藍染めの色(
■■■■■■■■
)は淡い緑みをおびています。
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